新型トヨタ「クラウン」のエクステリア・デザインを新旧比較して判ったこと

「いつかはクラウン」のキャッチコピーでお馴染みのトヨタの高級オーナーズカー、「クラウン」のニューモデルが6月26日に発売されました。今回の新型は1955年に登場した初代から数えて15代目にあたります。

さて、この新型「クラウン」、従来モデルに乗るオーナーが気になるエクステリア・デザインの進化度は如何程のものなのでしょうか。早速、新旧モデルを比較しながら見ていきたいと思います。

今回の新型では、「ロイヤル」、「アスリート」、「マジェスタ」と3種類存在した各モデルが「クラウン」1モデルに統合されました。外観差で直ぐに気付くのは「6ライト」(車体側面の窓が片側3枚)化され、これまで太かったリヤピラーが細く改められたことではないでしょうか。

セダン風でもなく、ハッチバックでもなく、もちろんワゴンでもないこのデザインは、好き嫌いが分かれる可能性が無きにしも非ずですが、「クラウン」のイメージ若返りには大きく貢献していそうです。

一方、フロント廻りは大きく開口したラジエータグリルにより、パッと見て「クラウン」と認識できる造形となっており、先代の特徴だったグリル両側の鋭利な部分が廃され、シンプルなデザインに改められています。

また大型テーランプが特徴の同車ですが、クラウンとしての記号性は踏襲しつつ、ランプ下辺に段差を設けて躍動感の有る若々しいデザインになっています。また「RS」グレードには、車両前後のターンシグナル・ランプが点灯時に内側から外側に向かって流れる人気の「シーケンシャル」タイプが採用されています。

筆者が新型「クラウン」の実車を前にして感じたのは、同車の開発を担当した秋山晃チーフエンジニアが「日本人の頭と腕で、もう一度世界を驚かせたい、そんな気概で開発を進めた」と述べているように、これまでのクラウンのイメージを良い意味で打ち壊そうとする姿でした。

全国の販売店に新型「クラウン」が配車され次第、興味の有る読者は実際に見て、乗って同車の進化度を体感されてみては如何でしょうか。

Avanti Yasunori

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