ディーゼル追加で魅力100倍増し。ボルボ・XC60のパワートレーンについてまとめてみた!

ボルボのベストセラーSUV、XC60に待望のディーゼルモデル、D4が追加されました。ちなみにこのD4、ガソリンエンジンと同時に昨秋、発表・発売はされていたのですが、市場投入が遅れていたモデル。待ってたんですよ、ボルボ・カー・ジャパンさん!

 

ここでXC60のパワートレーンについて整理しておきましょう。日本市場に導入されているのは、今回追加されたディーゼルを含めて全部で4種類です。

T5:ガソリンエンジン+ターボチャージャー(254ps/35.7kgm)
T6:ガソリンエンジン+ターボチャージャー+スーパーチャージャー(320ps/40.8kgm)
T8 Twin Engine:ガソリンエンジン+ターボチャージャー+スーパーチャージャー+電気モーター(405ps/65.3kgm *システム出力)
D4:ディーゼルエンジン+ターボチャージャー(190ps/40.8kgm)

ちなみにこの4つのパワートレーン、ベースとなるエンジンはすべて2L・4気筒なんです。これは莫大な投資が必要なエンジン開発を一本化し、そのうえで高効率化や環境対応のための技術を磨いていこうというボルボの理念「Drive-E」に基づくものなんですね。

今回投入されたディーゼルに話を戻すと、NOx浄化を尿素SCRで行うようになったのが最大のニュースです。尿素SCRとは、アンモニアが窒素酸化物と化学反応して窒素と水に還元される原理を用いた応用した排ガス浄化技術ですが、この技術を採用したことで触媒への負荷が小さくなり、より余裕を持ったNOx対策が可能となりました。

ちなみにこの方法だと「アドブルー」という高品位尿素水の補充が必要になるのですが、その頻度は1万5000km~3万kmに1回(走行状況による)、3000円程度といいますから、ランニングコストを気にする必要はなさそうです。

実は今回、北海道から東京・新宿まで、このD4でロングドライブを行ってきたのですが、ディーゼルの懐の深さに感動を覚えました。わずかにアクセルを踏み込むだけでモリモリとトルクが沸き起こるので、運転があくせくせず、気持ちにゆとりができるのですね。

およそ1100km走った平均燃費は15.1km/L(2名乗車+機材、コンフォートモード常用、エアコンON)。給油は帰路の東北道で1回行っただけです。車重1.9トンを超えるSUVが悠々と800kmを走ってしまうのですから、D4の足の長さにも改めて頭が下がりました。

日本市場では、先代のXC60でもディーゼルモデルが圧倒的な人気でした。ロングドライブを通じて、ディーゼルファンの気持ちが分かったような気がします!

(文:角田伸幸/写真:平野 学)

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