【新車】新型メルセデス・ベンツC-class「Cクラス史上、最も大規模なフェイスリフトを受けた」というほど変わったのか?

以前お伝えしたように、メルセデス・ベンツから新型Cクラスが発表されました。フェイスリフトではあるものの、ビッグマイナーチェンジといえる充実ぶりが目を惹きます。同社も「Cクラス史上、最も大規模なフェイスリフト」と表現しています。

新車発表の場としては初となる新橋演舞場で行われたプレス発表会では、歌舞伎俳優の尾上右近さんが歌舞伎舞踊の「石橋(しゃっきょう)」を舞った後に赤と白の新型Cクラスが登場するというド派手な演出。歌舞伎の中でも古典といわれる演目だそう。

伝統ある歌舞伎と、スーパー歌舞伎Ⅱの『ワンピース』に出演する尾上右近さんは、伝統と革新をまさに演じています。一方のメルセデス・ベンツもプジョーなどとともに、世界で最も古い自動車メーカーのひとつでありながら、部分自動運転をいち早く採用するなど、革新もキーワードのひとつといえるほど、新しい技術に貪欲なのはご存じのとおり。

新型Cクラスの発表会には、ドイツ本国(メルセデス・ベンツ・カーズ)からチーフエンジニアのクリスティアン・フリュー氏が来日し、プレゼンテーションを行いました。

1974年にはすでに、Cクラスの原形といえる新規モデルシリーズの最初の仕様が確定し、1982年、「Baby Benz」が登場。累計販売台数190万台のヒット作になっています。

初代Cクラスは、93年にセダン、96年にステーションワゴンが誕生。その後、異型2眼になった2代目、3代目は2007年、現行の4代目は、2014年登場ですから今回は、現行登場から4年を経てのフェイスリフトになります。

なお、Cクラスは、初代登場から世界累計で950万台をクリアし、2017年も41万5000台を販売(両方ともにセダンとワゴンを足した台数)。世界120カ国で販売され、5大市場は、中国、米国、ドイツ、イギリス、日本だそう。世界4大陸で生産され、日本向けは、ドイツ・ブレーメンと南アフリカのイースト・ロンドンで生産。

ビッグマイナーチェンジともいえる新型Cクラスは、全コンポーネントの約50%(6500点)を刷新したそうで、外観では、ハイライトを加えたシャープなライン、新型フロントバンパーやグリルを採用。フロントバンパーは、V字型からよりダイナミックなA字型に変更。

日本向けは、標準、アバンギャルド、AMGラインの3バージョンが日本向けに用意されます。AMGラインは、サイドエアインテークにツインブレードを配するなど、スポーティムードを強調。

LEDヘッドライトを搭載し、LED ハイパフォーマンスヘッドライト、上位向けはマルチビームLEDヘッドライトを用意。ウルトラハイビーム付きの後者は、法的に認められている最大光量として3レベルを設け、650m以上先まで1ルクスを超える明るさを確保できるそう。

車内では、10.25インチのテレマティクスディスプレイ、メーターは12.3インチのコクピットディスプレイに変更され、Sクラスと同じように、ステアリングスイッチでメーターやメディアシステムなどの変更ができます。

安全や部分自動運転技術では、ドライバーが一定時間反応しない場合、減速、停車させる「ディストロニック&アクティブステアリングアシスト」が用意されるなど、最新技術が満載されています。

なお、セダン、ワゴンに加えて、クーペ、カブリオレも同時発表され、多彩なバリエーションから選択できるのもCクラスの美点といえそうです。

(文/写真 塚田勝弘)

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新型メルセデス・ベンツ Cクラス登場 1.5L直列4気筒ターボ+48Vシステムを搭載

https://clicccar.com/2018/07/25/612084/

 

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