【新車】「シビれる電気ジャガー」I-PACEは、400PS/696Nmという強烈なスペックに加えて航続可能距離・470kmを実現

F-PACE、E-PACEとSUVを着実に増やしているジャガー。2019年9月26日、ジャガーから初となるピュアEVで「エレクトリック・パフォーマンスSUV」を謳う「I-PACE」(アイ・ペイス)が発表されました。受注も同日より開始されています。

「I-PACE」はジャガーが白紙からデザイン・開発を手がけ、バッテリーEVらしい思い切ったデザインやパッケージング、最新技術の数々、そしてジャガーならではのスポーツカーのパフォーマンス、SUVとしての実用性や居住空間などを具現化した渾身作。

デザインは、スーパーカーのコンセプトカー「C-X75」からインスピレーションを得ているそうで、SUVでありながらクーペのような流線型のシルエットが特徴です。短くて低いボンネット、空力特性を強化したルーフデザインが目を惹きます。

さらに、フロントグリルの形状やジャガー独自の「ダブルJ」グラフィック・デザインを用いたマトリックスLEDヘッドライトなど、ひと目でジャガーとわかる要素を取り入れながらも、EVだからこそ実現できた新時代のキャブフォワード・デザインを作り上げたとしています。

気になる性能面は、「I-PACE」は432パウチセルからなる90kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、470kmという航続距離を実現(WLTPサイクル)。

車軸と一体化された軽量でコンパクトなジャガー製永久磁石同期式電動モーターを前後輪にそれぞれ各1基ずつ配置され、瞬時に4輪すべてにトルクを配分できます。最高出力は294kW/400PS、最大トルクは696Nm、0-100km/h加速4.8秒を誇ります。

さらに、回生ブレーキと機械式ブレーキを一体制御する電動ブレーキサーボも見どころです。シーンを問わず一貫して正確なペダルフィーリングを実現しているそうで、「high(高回生モード)」と「low(低回生モード)」の2段階から強度が選択できる回生ブレーキにより、「シングルペダル・ドライビング」が可能に。

「シングルペダル・ドライビング」とは、アクセル・ペダルから足を離すと回生ブレーキが作動し、実際にドライバーがブレーキを踏んでいなくても車両を完全に停止させることができるEVならではのブレーキ、ドライビングスタイルに対して同社が命名したもの。

アクセル・ペダルから足を離すと最大0.2Gの制動力を発生させ、ドライバーがブレーキ・ペダルを踏み込むと、さらに0.2Gの回生ブレーキを発生、合計0.4Gを発電します。

充電関連では、最大7kWのAC普通充電と100kWのDC急速充電、そして日本市場向けには50kW CHAdeMO規格の急速充電に対応し、自宅や高速道路のサービスエリアなどの公共設備で充電が可能。

0%から80%までバッテリーを充電する際、DC急速充電(50kW)の場合は約85分、急速充電(100kW)の場合は約40分で充電できます。AC普通充電(7kW)の場合は、約10時間で同じく80%まで充電できるため夜間や目的地充電が理想的としています。

ラインナップは、「I-PACE S」が9,590,000円、「I-PACE SE」が10,640,000円、「I-PACE HSE」が11,620,000円、「I-PACE FIRST EDITION」が13,120,000円です。

(塚田勝弘)